《相殺/Counterbalance》で《火+氷/Fire+Ice》がめくれました。この場合、打ち消せるのは何マナの呪文でしょうか?


今日のGPT仙台@千葉の会場で、こういう場面を見かけたので。
草試合なのでジャッジの正確な判定を求めることもなく、その場にいる人で話し合っていたのですが、自分は2マナだと思っていたのに、2マナも4マナも打ち消せるというのが多数でした。すぐにドラフトが始まったので、結局どうなったのかはよくわかりません。

その話の中で、《闇の腹心/Dark Confidant》でめくれたときの挙動、続唱でめくれたときの挙動についての話も出ました。


そういうわけで質問です。以下の文章は分割カードについての自分の見解ですが、正しいでしょうか。間違いがあったら指摘をお願いします。


①分割カードの点数で見たマナコスト
《火+氷/Fire+Ice》の点数で見たマナコストは、「2と2」である。
4ではないし、「2または4」などでもない。

《爆裂+破綻/Boom+Bust》の点数で見たマナコストは、「2と6」である。
8ではないし、「2または6」などでもない。


②《相殺/Counterbalance》で《火+氷/Fire+Ice》がめくれた場合

結論:点数で見たマナコストが2の呪文を打ち消せる、4は打ち消せない。

理由:点数で見たマナコストは「2と2」であり、4ではないため。

もし、めくれたのが《爆裂+破綻/Boom+Bust》なら、点数で見たマナコストは「2と6」なので、2の呪文も6の呪文も打ち消せる。8は打ち消せない。


③《闇の腹心/Dark Confidant》で《火+氷/Fire+Ice》がめくれた場合

結論:4点のライフを失う。

理由:点数で見たマナコストは「2と2」なので、2点と2点のライフを失うため。点数で見たマナコストが4だから4点のライフを失うわけではない。


④《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》で《爆裂+破綻/Boom+Bust》がめくれた場合

結論:そこで公開をやめ、唱えるかどうかを選ぶ。それ以上公開を続けることはできない。唱える場合、どちらの側を唱えてもよい。

理由:点数で見たマナコストは「2と6」なので、《爆裂+破綻/Boom+Bust》は「点数で見たマナコストが4より低い土地以外のカード」という条件に当てはまる。したがって、そこで公開をやめなければならない。

唱える場合、「《爆裂+破綻/Boom+Bust》をマナコストを支払わずに唱える」こととなるが、マナコストを支払わないこと以外は通常通りの手順を踏む。つまり、どちらの側を唱えるかを選ぶことができる。


以上です。


ちなみに、こういう状況になっていた試合というのは、レガシーCTG対スタンクルエルコンの試合で、クルエルコンが根本原理連打でほぼ勝ちの状況でした。

コメント

ぺーやん@チバ
2010年4月10日23:26

①,②、③、④とも正しいはずです。
参考資料
MTG wiki の分割カードの項目

総合ルール 6.3.0.0 の708 分割カードの項目
(現在、迷惑防止のため、URLが貼り付けられません。。。)

sisisi
2010年4月11日1:17

>>ぺーやんさん
ありがとうございます。
全部、2つのマナコストを持つことで説明できるはずなんですよね。

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